今回は、最近日本や米国などでも世界的に話題を呼んでるweb3についてお話ししようかと思います。
ネットやSNS、テレビでもちょくちょく聴くようになったワードだとは思いますが、まだなんとなくな方や、『一体なんの暗号なんだそれは』と思っている方も多いはず。
一番有名なところだと暗号資産(仮想通貨)という言葉を聞いたことはありませんか?
それに加えメタバースやNFT、DiFi、ブロックチェーン、DAOなどといったワードが並ぶわけですが、ここは日本なのに全部英語ばっかで嫌気がさしてしまいそうですね。自分もそうでした。
メタバース、NFT、DiFi、ブロックチェーン、DAO、これらは総称してweb3と巷では言っています。
著名VCのAndreessen Horowitz(a16z)でパートナーを務めるアンドリュー・チェンは、以下のように「Web3 は一時的な流行やバブルではない」として、それが巨大な潮流であることを指摘している方がいます。
#Twitterから引用
それではなるべく丁寧に、実家の母ちゃんにもわかるように説明していきたいと思います。
web3『次世代インターネット』とは
わたしたちはGoogleやAmazon、Instagram、youtube、日本だと楽天などの大手があり、そこのサービスを介して写真の投稿やネット検索、お買い物をしてきました。
これは管理者(社長)が中心になっている、
中央集権型(web2時代)
とも言われていますが、この場合は、管理者(社長)が定めたルールに反するとサービスが利用できなくなったり、アカウントが凍結されたりと、それなりに規約がありました。
Web3
それではweb3はどうなのかと言うと、
web3
別名『分散型インターネット』
ここでは先ほどの管理者(社長)がいないことになります。
インターネットの中で管理者(社長)がいなくても、ある技術(ブロックチェーン)によって、ユーザー同士(友達)で情報を共有し、それを自分たちで管理することが可能になったのです。
WEB3のメリット
ここでweb3のメリットを解説します。
ちょっと難しい単語が出てくるかも。
1. セキュリティの向上
web3はブロックチェーンという技術を用いて、様々なサービスの利便性を向上させるために作られました。
Web3で活用されているブロックチェーンという技術は、情報がいろんなところ(ネット上)に分散されているため、サーバー攻撃に遭ってもすぐに情報が漏えいする心配がありません。
サービスを利用するために今までは個人情報を企業に登録していましたが、それらを渡す(登録する)必要がないので、ユーザーは情報漏えいや不正な個人情報収集のリスクが軽減されます。
※アプリなどは、開発者がいるので、web3と言いながら登録が必要なものもありますが。
これまでは情報を一箇所にまとめられていた(管理者のいる会社など)ため、ハッキング等のサイバー攻撃を受けると大量のデータが書き換えられたり、流出したりとトラブルになりやすい環境でした。
※ク○ジット会社などで情報漏洩があると大変でしたね。
しかしWeb3では、個人情報を会社などが取り扱う必要がなく、個人で作成した取引情報も暗号化されているので、高いセキュリティ環境でサービスが利用できます。
つまり、サービス利用のために不必要な個人情報を提供する必要がないので、セキュリティの安全性が高まるわけです。
暗号資産(仮想通貨)などの取引も、中間業者(例えるなら銀行)を介さずにユーザー同士で直接やり取り(受け取りや送金)を行えます。
WEB3のデメリット
さてここではweb3のデメリットについて話していきましょう。
1.Web3参入は英語だらけ。
自分が参入するときは、とにかく調べました。
ネットやSNSで発信されている方の情報をもとにやっていきましたが、全て英語表記なので困惑する方も多いと思います。
調べていくうちに、web3のサービスを利用するためにはまず“ウォレット“というものをネット上に作成する必要があることがわかりました。いわゆるお財布ですね。
けっこうここが第一関門なのですが、サクサク進むと10分ほどで登録はできます。
Toma(筆者)は好奇心と新しいもの好きが合間って楽しくできましたが、さすがに英語表記は苦労しました。
他にも色々とウォレットはありますが、こちらが最もポピュラー(多分)なウォレットになります。
ウォレット=メタマスク
※ウォレットについては後ほど記事にしようと思います。
2.詐欺が多い
詐欺が多いです。
間違いなく多いです。
これも後ほど記述しますが、LINEやTwitterといったSNSみたいなコミニュケーションツールを、web3では“Discord”といったアプリを使用してやり取りをすることがあります。
そのDiscord内で知らない方からDMが送られてくることがあるのですが、
ここに貼り付けられているURLを開いてしまったことにより、情報を抜き取られます。
あらゆる詐欺メールが送られてきますがこれは初めての方に限らず、玄人さんでもやられているパターンが多いみたいなので、
DM(メール)は詐欺!
と思っていただいて構いません。なのでDiscordを使用していて、資産が紐づけられている方はDMが来ないように設定することも重要です。
3.法整備が定まっていない。
Web3は新しく出てきたネット上のシステムなので、日本だけに限らず全世界での法整備が整っていないことが懸念されています。
今後どのように変わっていくのかで注意が必要ですね。
まとめ.
実家の母ちゃんにもわかりやすいように、なるべく横文字を使わずに書いてきたわけですが、もしかしたらまだわからないことが多いかと思います。
冒頭に出てきたメタバース、NFT、DiFi、ブロックチェーン、DAOという単語の解説は後々記事にしていく予定ですが、もし興味があっていますぐに知りたいという方は、ネット上にゴロゴロと情報は乗ってありますので、ご自身で調べて見てくださいね。
新しい扉が開けるかもしれません。
それでは良い1日を。