街中で綺麗な髪の毛を見ると心が奪われ、見入ってしまう経験はありませんか?
遺伝だったり、もともと綺麗なストレートヘアではなくクセがあったりで、自分とは無縁だと感じる方も多いはず。
そんな美髪になりたい!と願望がある方に向けて、結論から言います。
美髪は作れます。
今回は簡単に美髪をお家で作れるように、工程を一つ一つ解説しようと思います。
美髪になりすぎてハリウサギスターになれるかもな
うさぎ界のハリウッドね。
1.髪を洗う前にすべきこと
乾いた状態でブラッシングを行うことで次のようなメリットがあります。
- 髪表面についた埃や排気ガスの汚れ、スタイリング剤、頭皮の皮脂など浮かしてくれるので、シャンプーの泡立ちが良くなり、汚れが落ちやすく。
- 頭皮へのマッサージ効果が得られ、リフトアップ効果にも繋がり顔まわりがすっきり。
- 根元から毛先に向かってブラッシングすることで、キューティクルを正しい方向に整えます。(髪が長い方は毛先から解くようにブラッシングしていくのがおすすめ)
※注意点
静電気の起きやすいプラスチックなどのブラシは要注意!なるべく猪毛か豚毛の、動物毛を選んだ方が吉。
2,トリートメントよりも、シャンプー選びが大事
意外に知られていないのがこちら。即効性のあるトリートメントを重要視しがちですが、それでは根本的に髪の毛は良くなりません。市販で安いシャンプーは基本的に石油系界面活性剤という強力な洗浄成分を使用しています。常に食器用洗剤で洗っているのと同じです。
なので、、、
- お金をかけるなら絶対にシャンプー剤。1年先、5年先、10年先の頭皮や髪の毛は確実に今より良くなっている。
- 界面活性剤が石油系なのかアミノ酸系なのかで、洗いあがりが全然違う。
- 365日毎日ゴシゴシ洗うことで、物理的に、少なくともダメージはシャンプー時もあります。
- シャンプー剤でも補修しながら洗うことのできるアイテムは本当にある。
※トリートメントもシャンプーと同じ種類(メーカー)で揃えると良いですが、シャンプーがいいものであればトリートメントはなんでもいいです。その代わりコーティング剤のシリコンが、結構な量が入っていることがあるのでお流しはしっかりしましょう。
3,洗い方はもみ洗いがおすすめ
ゴシゴシ頭皮を洗うのもすっきりして気持ちいいですよね。もみ洗いの効果がこちら。
- ゴシゴシより、もみ洗いをすることで血流がよくなり白髪の改善や髪の毛が太くなりハリコシが出たりとメリットがたくさん。(もみ洗いとネット検索すると白髪が改善されている事例が多数あり、実績があることが伺えます。)
- もみ洗いをすることで毛穴に詰まった皮脂汚れをかき出し頭皮の老廃物を排除。臭いの元となる過酸化脂質もある程度除去します。ちなみに頭皮の毛穴はお肌の毛穴のなんと7倍の大きさがあるみたいです!
- 毎日洗っているのに頭皮がベタつく、フケが出やすいといった方は少なくとも解消されると思います。
もみ洗いのやり方
難しいことは言いません。簡単に言います。
人差し指から小指の腹を頭皮にしっかり当て、耳の上あたりからゆっくり円を描きながら頭頂部に向かっていくだけです。ゆっくり揉んでいくのがコツで、そうすると気持ちよさも倍増するのでぜひやってみてください。
4,タオルドライの仕方
タオルドライといっても甘くみてはいけません。濡れている状態が髪の毛は一番デリケートな状態です。タオルとの摩擦によりダメージしてしまうことはザラにあります。ここも気をつけましょう。
- タオルでゴシゴシではなく、頭を包み込み指でぐっぐっ、と頭皮と髪の根元を押さえてタオルに吸収させていくイメージでやっていきます。抜け毛が気になる方は特におすすめです。
- 中間から毛先の髪の毛はタオルで挟んではぎゅ、ぎゅっと優しく吸収させていきます。挟んだまま移動はしないようにしましょう。
- 全体を終えたら一度コーミングなどする水分が出てくるので、同じように繰り返していきます。
時間がない時はどうしてもガシガシやりがちですが、めんどくさがらずに一度やってみてください。髪の毛が確実に喜びます。
5,最後に、ドライヤーだけでも美髪は簡単に作れる。
まずはタオルドライでしっかりと水気を取った後、絡まった髪の毛を優しくほぐしましょう。
濡れた髪をほぐす際は目の粗い大きいコームを使用してください。絡まっているところは無理に引っ張らずゆっくりほぐして。
オイルやアウトバストリートメントによっては乾きにくくなる場合もあるのでそこは美容師さんに相談してみてください。
ドライヤーに移りますが、基本は”根元から毛先に向かって”風を当てます。魚のうろこをイメージされると分かりやすいかもしれませんが、一定方向に流れているので逆から風を当てるとキューティクルも逆だってしまいます。
なのでバサバサやるよりは確実にツヤがでます。
仕上げに冷風を当てるといいですよ、といった記事なんかもみますが、髪の毛も身体と一緒で急激な温度変化には疲れてしまう一面もあるみたいです。
まとめ
- 髪を洗う前にブラッシング
- 石油系が入っていない、マイルドなシャンプー選びを
- もみ洗いを意識
- タオルドライはゴシゴシではなく優しく
- ドライヤーの風は一定方向に、根元側から毛先に
- オイルなどは乾かす前につけると逆効果になる場合もある
以上のことを習慣づけると、行きつけのサロンでのトリートメントにかかる費用も
髪の毛が綺麗にまとまる分、いくらか節約できるかなと思います。
物価や光熱費が高騰している今こそ、できることをやっていきましょう。
それではまたね。