こんにちはtomaです。
今回は酵素についての回ですが、酵素ってよく耳にするし、酵素は身体にいいってことはよくSNSやテレビなどでやっていると思います。
しかし酵素っていったい何なの？って疑問に思ったことはないでしょうか。
そんな酵素の疑問に今回は触れていこうと思います。
酵素とは？
『酵素』とは、生まれ持った体内酵素と、外から摂る体外酵素があります。
酵素はタンパク質で構成されていて、人間や動物、植物が生きていく上で欠かせない物質であり、人間の三大栄養素『炭水化物』『タンパク質』『脂質』など、これらの栄養素を分解して吸収するために、生き物や植物には必要不可欠な物質になります。
酵素は消化、吸収、代謝の化学反応を促進するもので、体内には約5000種類の酵素が存在しています。
そして体内酵素にはおおまかに２つ。
『消化酵素』
『代謝酵素』
下記で細かく説明していきます。
消化酵素
食べた物を消化・分解するための酵素。これがないと栄養が吸収されません。
消化酵素はおおまかに『アミラーゼ』、『プロテアーゼ』、『リパーゼ』があります。
アミラーゼ
身近なところだと私たちが野菜やお肉を食べたときに口の中で分泌される唾液があります。
その唾液に消化酵素が含まれていて、それを『アミラーゼ』といいます。
おもに炭水化物（でんぷん）を分解してブドウ糖に変換するのですが、お米を噛めば噛むほど甘く感じるのは、お米の主成分である炭水化物（でんぷん）を、消化酵素であるアミラーゼが分解し、ブドウ糖が生成されたことで甘く感じるようになっています。
プロテアーゼ
私たちの胃のなかで行われる消化活動。
その活動のなかで、食べた物のタンパク質を分解し、アミノ酸を生成する消化酵素がプロテアーゼ（ペプシン）です。
ペプシンの他に『トリプシン』、『キモトリプシン』があります。
プロテアーゼが多く入っている食品は、
- 玉ねぎ
- 納豆
- りんご
- イチジク
- キウイフルーツ
- パパイヤ
- パイナップル
などがあります。
パイナップルをお肉と一緒に漬けると柔らかくなるのはプロテアーゼ酵素のおかげですね。
リパーゼ
脂肪分解酵素で、脂肪を脂肪酸、グリセロールに分解する酵素です。
リパーゼが多く入っているのは、
- みそ
- 納豆
- 漬物
- チーズ
- アボカド
- ホウレンソウ
- 大根
- トマト
などがあります。
代謝酵素
消化酵素以外の酵素。生命活動の基盤になる酵素です。
排泄、代謝、脂肪燃焼、デトックスだったり、吸収された栄養をそれぞれ細胞に届けエネルギーにし、免疫力のアップにも繋がります。
肌を綺麗にしたい、疲れにくい体を作りたい、腸活をしたい、そんな方は代謝酵素が優位に立つような食生活を心がけるといいかもしれません。
消化酵素と代謝酵素の割合
体内酵素（消化酵素と代謝酵素）は20代をピークにどんどん減ってくることがわかっています。
40代ではかなりの酵素が消失し、からだのいろんな不調が増え始めます。
この体内酵素である消化酵素と代謝酵素、二つで100％としたとき、理想のパーセンテージは、
- 消化酵素 20％
- 代謝酵素 80％
そして食事をした時に使用される酵素のパーセンテージは、
- 消化酵素 80％
- 代謝酵素 20％
つまり食事を摂ると、酵素は食べたものを消化するために働きます。
この時80％が消化酵素に消費され、残りの20％は代謝酵素として消費されます。
“美“を意識した酵素の使い方
美や健康を意識した場合、酵素の割合としては代謝酵素が優位にたった方がいいことがわかっています。
ぴょん子そんなこと言われても、いったいどうしたらいいんだよぅ
結論から言うと、ファスティングになります。いわゆる断食ですね。
ファスティングをすることで、消化に使われるはずの消化酵素は働かず、
逆に体内にある老廃物や脂肪をエネルギーに変えるために、
代謝酵素が優位になり
割合的に理想に近い80％の働きをすることになります。
最近では朝食を抜く、16時間ファスティングが流行っていますね。
夜18時には晩御飯を済ませ、次の日の食事は午前10時に食べるといった、16時間ファスティングになりますが、
そのファスティングには注意するべき点がいくつかあります。
私は何も知らずにただただ“水のみ“でファスティングをしてしまい、
ファスティングに詳しい方に注意されました。。。笑
このファスティングについては次回、詳しく記事にしていこうと思います。
まとめ
さて今回は酵素についての回でした。
酵素について理解を深めると内側からの健康というのはとても大切なことだと思い知りました。
そして私たちは体が必要としている栄養をとるために食事をしています。
その食事を今一度見直すいい機会になれば幸いです。
読んでいただき、ありがとうございました。
またね。
